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女子大生の日常。

グレイテスト・ショーマン。

グレイテスト・ショーマン

 

少し前になりますが、
話題の「レイテスト・ショーマン」を観てきました!

この映画はアメリカで公開されたュージカル映画で、
主演はヒュー・ジャックマン
そしてマイケル・グレイシーの初監督作品です。

ヒューと言えば「ローガン」を筆頭に
多くの作品に出演していますし、
ましてやミュージカルということで、
ミゼラブルの美声をまた聴けることを、
公開前から非常に楽しみにしていました。

物語に関しては、在した人物をモチーフにしている
ということもあり、
少し期待し過ぎていたかな、
という所がありまして、、、
といった印象をもちましたが、
なんと言っても素晴らしかったのは、
10曲を超える楽曲達です!!

ミュージカル映画の中でも、
歌の時間がとても長い作品だな、と思いましたし、
歌を聴く為に何度か映画館に足を運び、
家ではサウンドトラックをひたすらリピートしています。笑

あらすじに関しては多くの方がコメントをしていますので、
私はこの曲について描きたいと思います。

 

 

1、The Greatest Show

映画の冒頭は、この音楽から始まります。
をふみならす音が随所に組み込まれ、
ヒューが低音で語りかける様に始まるこの楽曲は、
何が始まるのか、何のシーンなのか、
と冒頭から人を引き込む印象的な楽曲です。

私が印象に残っているメッセージは、
Impossible comes true, it's taking over you」
という部分です。
不可能が能となって、貴方を取り込む、虜にしていく。

この曲を聴くと、
人と違うという理由だけで差別されてきたサーカスの団員達が、
堂々と人々を魅了する立場へと変わる、
そんな映画の一瞬を想起させてくれます。

 

2.A Million Dreams

この曲は、
主人公のP.T.が子供だった頃の可愛らしい声で歌い始め、
成長して大人の力強い声へと変わっていきます。
そしてその後は、とのデュエットとなります。

この曲で印象に残っているメッセージは、
「Let me be part of it all
Share your dreams with me」
という部分です。
私はその全てに協力したい、貴方の夢を分かち合いたい。

裕福な家庭に育った妻が、
家を捨てても、愛するP.T.に付いていった。
彼はとてもクレイジーですが、
彼にしか無いを持っていて、
その夢を実行しようとしている。
妻であるチャリティ・バーナムを魅力するだけの
バイタリティーが彼にはあったのだな、
と実感しますし、
彼女がどれだけ夫をしているのか、
そんなことを感じさせてくれる
デュエットシーンになっています。

 

その後、
もう一度家族で歌われるこの楽曲は、
P.T.の娘達が歌い始めます。
娘達の容姿はもちろんですが、
その歌声もとても愛らしく、
ありきたりな言葉ですが、
貧しくとも幸せな家族の形に魅せられます。

 

 

3.Come alive

この曲はP.T.が静かに歌い始めますが、
次第に歌い手は増えていきます。
闇でひっそりと暮らしていた人々に、
P.T.は人として生きよう、
良い意味で「戻れない」のだから、夢を現実に、
と表舞台へ誘い出します。
後半に行くにつれて非常に前向きな歌詞になっていき、
歌詞の意味が分からなくても、
自然に身体が動き出します。
勇気をもらえる、非常にエネルギッシュな歌詞と楽曲
だと感じました。

 

 

4.The other side

この曲は、
P.T.がフィリップ・カーライルへ、
自分とを組まないか、
と交渉するシーンです。

 

最初はP.T.から、
あくまでもフィリップに断を委ねる形
で語りかける様に歌い始めます。

しかしフィリップが断ると、
P.T.は本当にのままでいいのか、
と追い打ちをかけます。

最終的にフィリップはP.T.の押しに負け、
2人は手を組むことになります。

個人的には、2人が金額の交渉をする際に、
曲調がアップテンポになってい部分と、
バーテンダーの動きがに入っています。笑
また終盤の2人のハモリがしっかりとハマっており、
彼らのンスが息ぴったりですので、
映像とともに面白い楽曲だな、と思います。

 

5.Never enough

この曲は、
オペラ歌手であるジェニー・リンドが歌ったものです。
映画では口パクだとは全く気づきませんでしたが、
この楽曲歌っていたのは、
歌手のLoren Allred だそうです。

 

圧巻の歌声で観客を魅了するシーンは、
自身も客の1人であるかのように
聞き入ってしまいました。

 

「Never be enough」、
私は決して足できない、
というフレーズが繰り返されているこの楽曲は、
映画を見終わった後も、
頭から離れなくなります。

夜空から盗んだ無数の々を得ても満足出来ない、
彼女は、
常に新しくクレイジーなものを求め続けた
P.T.と近い感覚を持っているのだな
と思いました。
同時に、
どれだけスポットライトを浴びても
満足しない彼女は、
なんとか自分の居場所を見つけようとする
ーカス団員とは
対照的に描かれているな、
とも思いました。

 

6.This is me

この曲は、
ゴールデングローブ賞において、
主題歌賞にノミネートされています。

歌い手は、
女性シンガーの Keala Settleと合唱団の方々です。

序盤は、
誰もありのままの自分では愛してくれない、
そんな否定的なメッセージで始まります。
しかし次第に、
自分にはける場所がある、
どんな困難が立ち向かおうとも、
傷つけられようと、これが
と前向きなメッセージに変化していきます。

ここまで力強い歌声を持ち、
歌が生きているかの様な表現力を持つ歌手は、
ュージカル映画ならではだと感動しました。

 

7.Rewite the stars

この曲は、
ザック・エフロンとザンゼイヤのデュエットです。

 

サビには、
How do we rewrite the stars?
という部分があります。
意味は、
どうやったら運命を書き直せるのか?
運命をstars、つまり動くことなく毎夜空に上がる星
に見立てているところが
とても素敵だと思います。

映画では、
身分違いの恋をする2人が歌っており、
この様な恋愛が、
本編に沿ってサイドストーリーとして描かれています。

2人が掛け合う、

It feels impossible

It's not impossible

Is it impossible?

Say that it's possible

このシーンが、私のお気に入りです。

自分達次第、運命を変えよう
と言うザック・エフロン
運命は変えられない
と言うザンゼイヤ。

とても切ない楽曲です。

 

8.Tightrope

この曲は、
ミッシェル・ウィリアムスの曲です。
題名の意味は綱渡り。
サーカスをテーマにした
この映画に沿った題名になっています。

So I risk it all just to be with you
And I risk it all for this life we choose

私はあなたと一緒にいる為に全てを賭ける。

そして私達の選んだこの生の為に全てを捧げる。

P.T.のことを愛して、理解しているからこそ、
手を離さないでくれたら、あなたと一緒なら、
危ない道も渡れる。
こんな素敵なことを言ってくれる奥さんがいたら
旦那さんは幸せだなと思いますし、
これ以上の幸せはないなと思います。

 

9.From now on

劇場は火事で焼かれ、家族にも逃げられ、
残ったのは多額の借金。
それでも、P.T.の側には仲間がいます。
サーカス団員達は、
P.T.から生きる力を、居場所をもらいました。
ここからまた新たに始める、
そんな出の曲です。

But when I stop
And see you here
I remember who all this was for

でも、立ち止まってやっと
君が見えたんだ。
そして全て誰のために始めたのかを思い出したんだ。

P.T.はかつての気持ちを取り戻し、
家族や仲間と共に再びサーカスを始めます。

 

どの楽曲も曲自体が素敵ですが、
グレイテスト・ショーマンのサウンドトラック
はやはり映像ありきだと思います。
映像と重ねることで歌詞の意味が変わりますし、
より深く考えさせられます。

公開中にもう1度見に行きたい!
そう思わされる魅力的な映画でした😳❤️