iwtbwiwtb25’s blog

女子大生の日常。

シザーハンズ。

シザーハンズ


学生になると好きなことを出来る時間が増え、
その頃から多くの映画を見るようになりました。

観た映画は記録する様になり、
2年間で観た映画は250本程度になりました。
しかしまだまだ観たい映画はたくさんあり、
今年公開予定の映画も今からとても楽しみです:)


多くの画の中で特にお気に入りなものが、
ティムバートン監督と、ジョニーデップの作品です。


ィムバートン監督の作品を見てからというもの、
彼の世界観に惹かれ、どの映画も私のお気に入りです!!
監督作品としては、
アリス・イン・ワンダーランド」や「チャーリーとチョコレート工場
等の幅広い年齢層に支持される代表作や、
スウィーニー・トッド」といった良い意味で万人受けはしない作品、
最近では、
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」が記憶に新しいと思います。
上記の作品はどれも奇怪で魅力的。

 

の中でも1990年に製作されたシザーハンズは、
古くパステルな町並み、エドワードのファッションと特殊メイク、
彼の表情や、純粋さ、等多くの魅力があり、
単純なストーリーの中に多くのことを考えさせられる、そんな作品です。
ティムバートン監督と出演者のジョニーデップはもちろんのこと、
「リアリティ・バイツ」のウィノナ・ライダー
ハンナとその姉妹」のダイアン・ウィースト等、
その後多くの賞を取ることになる役者が多く出演しています。

 

 

⚠️以下はネタバレを含みます

 

らすじ

「雪はどうして降るの」、
ある町に住む小さな女の子が、おばあさんに尋ねました。
ここでおばあさんを話しが語り出す所から、この物語は始まります。
それは、彼女が若い頃、遠い昔の物語です。

語の舞台は、丘の上にひっそりとお城がそびえ立つ田舎町。
このお城には発明家の博士と、彼によって製造された人造人間のエドワード
の2人が住んでいました。
しかし、エドワードの完成を目前にして博士が急死してしまい、
彼は両手がハサミのまま、1人お城に取り残されてしまいます。
映画の題名である「シザーハンズ」とは、
このエドワードの手のがハサミであることからきた題名になります。

士が亡くなり、しばらく経ったある日、
1人で孤独にお城に住んでいたエドワードのもとに、
ペグという化粧品販売の女性が訪ねてきます。
彼女は彼を外の世界へと連れ出します重要な役割を担います。
ペグは自身のハサミで自分を傷つけてしまうエドワードの姿を見て、
自分の家へと連れて帰ることを決意するのです。

めての外の世界に戸惑うエドワードでしたが、
トリマーをしたり、植木を綺麗に刈ったりと、
次第に町の人気者になっていきます。
そんな中、彼はペグの家である写真を見つけます。
そして、その写真に写るペグの娘、キムに心を奪われます。
その後エドワードは実際にキムと出会い、
2人は次第に惹かれあっていきます。

しかし、エドワードの恋する真な気持ちとは裏腹に、
彼の両手は触れれば他人を傷つけてしまうハサミです。
好きな女性を抱きしめることさえ出来ません。
エドワードは人造人間という設定上、
基本的に彼の目は一点を見つめ、表情を表すこともありません。
しかし、どれだけ好きでも触れうことは許されない、
という人造人間には存在しないハズの切なさが伝わるシーンです。

してやってきたクリスマス。
エドワードはハサミで氷を削り、氷の彫刻を作ります。
彼が削った氷は雪となり、キムはその雪の中で踊ります。
このシーンはとても幻想的で、素敵です。

かし、この後にエドワードは自身のハサミでキムを傷つけてしまいます。
その後事態はどんどん悪い方へ。
キムの弟であるケビンを飲酒運転の車から守ろうとした際に、
エドワードのハサミはまたしても、ケビンを傷つけてしまいます。
これらの事件からエドワードに対する更なる誤解が生まれ、
以前は彼を持て囃していた住民からも追い立てられるまでに。

して、城に戻ることとなったエドワード。
そんな彼の元には、彼を心配したキムがやってきます。
そこに、こっそりとキムに付いてきたジムが現れ、
エドワードと揉み合いになり、遂にエドワードは人を殺してしまいます。

しかし、ムはエドワードを守りたい一心で、
城に集まった住人にエドワードのスペアのハサミを見せることで、
エドワードは死んだと嘘をつきます。

その後エドワードはお城でまた1人、ひっそりと暮らします。
キムとエドワードの2人は惹かれ合いながらも、
別々に生きていく道を選ばざるを得ませんでした。


そしてシーンは、冒頭のと祖母の情景へと戻ります。
ここまでで気づく方が多いかと思いますが、
孫に語る祖母は、キム本人でした。


町に雪が降り始めたのは、エドワードが訪れてから。
今でもエドワードが雪を降らせてくれている、キムはそう信じ続けています。

 

主人公のエドワードを演じたのは、ジョニー・デップ
そして、相手のキムを演じたのは、ウィノナ・ライダー
この2人は、この映画をきっかけに付き合い始め、婚約までしましたが、
最終的には破局してしまったそうです。
現実でも惹かれあった2人が
主人公を演じているからなのか、彼らの演技力なのか、
映画の中の2人の演技は、人造人間と人間の恋を超えて惹かれあった、
そんな深い愛を感じます。

ムは歳をとっておばあさんになりますが、
エドワードは人造人間であることから、今でも当時の姿のまま。
2人が会うことはもう二度とありませんが、
エドワードは彼女を忘れることなく、一生雪を降らせ続けます。

 

私は雪が降ると、この作品を思い出します❄️

現代の恋愛の形は複雑かつ様々ですが、
純粋な恋愛の形を見られる映画は、
大切な人を思い出させてくれる、そんな素敵な映画だと思います。

みなさんもぜひ、
大切な人と観て下さい💜